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新年明けましておめでとうございます。
今年もこのブログをどうぞよろしくお願いします。
さて、新年最初の記事は
去年の年末にAmazonでLenovo製のノートパソコンを衝動買いしてしまったので・・・
そのパソコンのレビューをお届けします。
Lenovo製パソコンの特徴
レノボ製のパソコンを買う上で少し心配だったのは「中国メーカー製」ということでしょうか?生まれて初めて自分のお金で買ったパソコンはたしかIBMのthink pad(Windows Me)だったと思います。IBMがコンシューマー向けのパソコン事業を中国の聯想グループへと売却してからは、パソコン購入の際の選択肢からレノボ製のパソコンは長い間消えてましたw
カカクコムのパソコンランキングとか見てもらえるとわかりますが、レノボ製のパソコンって日本でもかなり売れてます(ランキング上位を占めてます)。AcerとかASUSのパソコンも安くて売れてますが・・・Lenovo製のパソコンは性能に対する価格の安さではぐんを抜いてるところがありますね。
性能に対する価格の安さ=コストパフォーマンスの高さは、日本のパソコンメーカーには真似できないでしょう。中国・韓国・台湾の家電メーカーの強みは、まさにそのコストパフォーマンスの高さですね。
パソコン購入予算5万だと、日本のメーカーにこだわれば中途半端なスペックのパソコンしか買えませんが・・・Lenovo製品だとかなりの高スペックなパソコンが買えてしまう。購入予算はかなり少ないけど、できるだけ高スペックのパソコンが欲しい人にとってはLenovo製のパソコンは選択肢に入れるべき存在です。
IdeaPad Z380の各評価(各5点満点)
1.コストパフォーマンス(星5つ)
Windows7、Core i5-3210M、メモリ4GB(空きスロット1/最大8GB)、HDD500GB、Bluetooth4.0、USB3.0、バッテリー持続時間は6時間・・・これで36800円でしたから・・・かなりのお買い得品だと思います。
※現在は在庫切れ
2.液晶モニター(星3つ)
視覚野は狭い印象。左右はあまり気になりませんが、上下の視覚野が狭いです。他のスペックはすばらしいですが、液晶モニタ部分では値段相応かもしれません。
モニター自体が光沢液晶(グレア液晶)なので、太陽光が差し込むような状況では画面が見にくくなります。パソコンの置き場所によっては部屋の照明がモニターにハッキリ写るので目が疲れやすく、長時間の作業向きではありません。
気になる人は光沢液晶をアンチグレア(非光沢)にしてくれる液晶保護シートが売ってますので、それを張って使うことをおすすめします。
3.キーボード配列(星3つ)
キーボードは今時のパソコンでは当たり前になったアイソレーション型のキーボードです。ただLenovo製のパソコン特有らしいのですが、キーボードの右側に行くほど・・・キーの大きさが小さくなります。特に右側のシフトキーが普通のアルファベットの大きさなので打ちにくい。またエンターキーも他のキーボードに比べて小さいので打ちにくく感じます。
慣れれば大丈夫かもしれませんが、キーボードの打ちにくさではLenovoのパソコンは天下一品かもしれません。
4.拡張性(星5つ)
昔からノートパソコンはデスクトップパソコンに比べて拡張性が低いと言われてきましたが、このLenovoのパソコンは裏蓋のネジ一本外すだけでメモリとハードディスクにアクセスできます。空きメモリスロットも一個あるので、4GBの増設メモリを買ってきたら簡単に増設可能。また内蔵HDDも簡単に取り外せるので・・・SSDへと換装も簡単です。
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僕はこのトランセンドのメモリを空きスロットに追加してインテルのSSDに換装しました。裏蓋のネジ外して、メモリ追加して、ハードディスクをSSDに交換して・・・また裏蓋のネジを締め終わるまでに10分もかかりませんでしたよ。
5.バンドルソフト(星4つ)
メーカー製の低価格パソコンなので、バンドルソフトは多少多めに入ってます。Baidu IMEがデフォルトで既定のIMEになってるので、ATOKを持ってる自分としては速攻にアンインストールしました。
ウイルス対策ソフトはマカフィーの体験版が入ってますが、これもカスペルスキーユーザーなのでアンインストールです。ただこの体験版マカフィーですが、パソコンをリカバリーしても強制的にインストールされます。ウイルス対策ソフトってアインインストールに一番手こずるソフトなのに・・・リカバリーしたら強制インストールして欲しくなかったですね。
OfficeソフトはKINGSOFT OFFICEが入ってましたが、手持ちでMicrosoft Office2007を持ってるので・・・アンインストールしました。
Google Chromeが最初から入ってました。Google Chromeが最初から入ってるパソコンに出くわしたのは初めてだったのでちょっとびっくり。今時のパソコンはGoogle Chromeがはじめからインストールされてるんでしょうか?
バンドルソフトの中で「おっ、これはいいな!」と思ったソフトは・・・Veri Faceという顔認証ソフトです。ログイン時にパスワードを手入力する代わりに内蔵カメラで顔認証してログインできるようにするソフトです。ファイルをこのソフトで暗号化できる機能もあるとか・・・使う予定ないけどw
個人的に気に入ってる部分
ノートパソコンって長年使ってるとファンにホコリがたまって、ファンから異音がしてきたりとかトラブルが起こりやすいんですが・・・このパソコンは「スマートファン・静音制御」システムという機能があって、ファンの高速回転と低速回転を一定時間繰り返してファンについたホコリを外にはき出す機能がついてるそうな。この機能はちょっと個人的にうれしかったりします。。。
あとはリカバリーがしやすい点でしょうか。Windowsが起動しなくなっても、電源ボタン右側にリカバリー機能を呼び出すボタン(Lenovo OneKey Rescure System)がついてて、これを押すだけでリカバリーの専用メニューが呼び出されます。
あ、音を忘れてました。このパソコンは音が良いです。36800円にしては音がものすごく良いです。前使っていたパソコンがレッツノートだったので、音なんか聞こえればいいや!って感じで割り切って使ってました。やっぱりキーボードの上側が全部スピーカーなのと、ドルビーだからでしょうか?
Windowsエクスペリエンス インデックス
メモリを8GBまで増設して、ハードディスクをSSDに換装した後のWindowsエクスペリエンス インデックスのスコアです。4GB&HDDの時のWindowsエクスペリエンス インデックス値をスクリーンショットを撮り忘れました、申し訳ないです(笑)
たしか4GBの時のメモリのスコアは5.9だったので【5.9→7.5】にアップしたことになります。メモリを8GBに増設したらメモリのスコアだけではなくグラフィックスのスコアも上がった(気がしますw)。
プライマリーハードディスクの値はHDDの時は5.9だったので、SSDに変えたら最高スコアの7.9まで上がってますね。
総評・・・
一言でいうなら「Lenovoさん今まで食わず嫌いしててごめんなさい」といったところでしょうか?
このIdeaPad Z380っていう製品は海外ですでに発売されていた製品で、日本未発売製品でしたが・・・それをAmazon限定モデルとして持ってきたものらしい。Windows8も出たことだし在庫一掃処分・・・在庫限りの販売だったのかな?(現在売り切れ中)
液晶モニタやキーボード配列など、気に入らない部分は多少ありますが・・・その不満を上回る圧倒的なコストパフォーマンス・拡張性の高さ、そしてメンテナンスのしやすさで他の追随を許さないLenovoさんかっこいいです★
付属してる説明書がかなりあっさりしてる、バンドルソフトのヘルプの日本語訳がちょっと怪しい点など微妙なところもありますが・・・パソコン中級者以上のセカンドPCなら「十分買い」の商品だと思いました。
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