Arcをデフォルトブラウザとして使っている場合、外部アプリからのアクションとしてArcに渡されたURLがArcで開かれる場合はLittle Arcが開いてしまいます。例えばランチャーアプリのRaycastでGoogle検索をした場合、Arcがデフォルトブラウザであれば、基本はLittle Arcで検索結果が開かれます。Little Arcは使いようによっては便利なのですが、できれば大きな画面で見たいので「普通のタブ」として開いて欲しいなぁっていうことが多いです。もちろんLittle Arcで開いたとしてもCommand + O
(アルファベットのO)のショートカットを押せばタブとして開くことが可能ですが、そのひと手間がかかるのがストレスに感じる場合もあると思います。そんな場合はArcの設定をいじってやりましょう。今回の記事ではその設定方法をご紹介します。
設定方法
- Arc > Preferences…
- ショートカット:Command + ,(カンマ)
Arc > Preferences…( ⌘ + , )にて Arcの設定画面を開いてください。Arcの設定画面上部に色々なタブがあると思いますが、リンクに関する挙動を設定したいので「Links」タブを選んでください。
「Links」タブの設定項目はデフォルトで全てONになっています。たくさんある設定項目の中で、注目していただきたいのは、「Links from other apps open in Little Arc」です。これももちろんデフォルトではONになってますね。英語表記なので難しいと思いますが、要するに「他のアプリからのリンクは全てLittle Arcで開く」という設定がデフォルトでONになってるわけです。
この「Links from other apps open in Little Arc」のチェックマークをオフにしてください。このチェックマークを外すことで、他のアプリ経由で開かれるリンクは全て通常のタブで開かれるようになります。
Air Traffic Controlで詳細にリンクの開き方を操作する – 上級編
外部アプリからのリンクが全部「タブ」で開かれるのが嫌な場合は、Arcの設定画面にあるLinksタブの下部にあるAir Traffic Controlで詳細に設定が可能です。
Arcで開くリンクのURLによって「タブで開くか、Little Arcで開くか」をコントロールできるのがAir traffic Controlです。リンクのURLによって細かな分岐設定が必要な場合はAir Traffic Controlを使ってみてください。
上の画像の例では「meet.google.com」を含む(contains)URLをArcにて開く場合は、一番最近使っていたスペース(Most Recent Space)にて「タブ」として開きます。
あるサイトのURLリンクは全て必ずLittle Arcで開きたいけど、ある別のサイトのリンクは全て必ずタブとして開きたいみたいな痒い所に手が届く設定が可能なので、ぜひ使ってみてください。
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