eSIMのメリット・デメリット、メイン回線は物理SIMが良い理由

最近のスマートフォンはSIMを複数枚入れられる機種が多くなってきました。みんな大好きiPhoneだと、例えばiPhone 13なら物理SIMが一枚、eSIMが二枚の合計三枚のSIMが入ります。三枚入ったとしても、同時に有効化できるのは二枚までなので・・・物理SIM一枚とeSIM一枚、もしくはeSIM二枚の運用方法になりますね。

さて、本題に入るのですが、あなたは携帯会社を乗り換える時、もしくは新規契約するときに物理SIMで申し込みますか?それとも eSIMで申し込みますか?

この記事ではeSIMのメリット・デメリット、メイン回線は物理SIMが良い理由を解説します。

目次

eSIMのメリットとデメリット

eSIMのメリット

  • eKYCによるオンライン上で本人確認が完了することにより、最短で数時間以内、その日のうちに開通する
  • 物理SIMだと郵送されるまで数日かかるが、 eSIMなら到着を待つ必要がない

eSIMのデメリット

  • 免許証を写真撮影したり、身分証と一緒に顔を撮影したり・・・オンライン上での本人確認方法であるeKYCが絶対に必要で、これに慣れていないと、なかなかとっつきにくく、人によっては大丈夫?とか怖い!などと不安を覚えたりするかも
  • 機種変更はオンライン上で手続きが必要なので慣れてないと面倒臭い。
  • スマートフォンを初期化するときにeSIMを誤って削除してしまうと再発行に手数料(2200円〜3300円)がかかるケースが多いのでくれぐれも削除しないように
  • ドコモ(ahamo)ではオンライン上でのeSIM再発行は長期メンテナンス中で不可能なので、直接ショップに行って対応してもらう必要がある面倒なケースも。
eSIMの再発行が面倒な理由・・・

メイン回線は物理SIMが良い理由

確かにeSIMはeKYCを活用することで家にいながらあっという間に回線が開通するのが1番のメリットですが、機種変更するときや、eSIMの再発行がワナにハマるとかなり面倒くさいので・・・メイン回線のSIMは(いまのところ)物理SIMが良いと個人的には思います。身近な家族や友人がeSIMにしようとしてたら、全力で止めると思います。物理SIMなら今使ってるスマホから別のスマホにSIMを差し替えるだけで使えますからね。少なくとも最大手のドコモ(ahamo)がオンライン上でのeSIM再発行を再開するまではメイン回線のeSIM利用は様子を見た方がいいかなぁと思ったりします。

サブ回線でeSIM運用におすすめな携帯会社・ブランドは?

楽天モバイルのeSIM運用

楽天モバイルをサブ回線としてeSIM運用するのはかなりオススメです。au、docomo、SoftBank、楽天・・・4大キャリアの中で一番eSIM運用がわかりやすくて使いやすいのが楽天モバイルです。1回線目限定で1GBまで0円なので使わなくてもサブ回線(副回線)として保持しておくのは十分アリだと思います。楽天モバイル0円運用しておくだけで、楽天のSPU+1倍なので楽天経済圏にいる人は必須ですね。楽天モバイルはプラチナバンドを今のところ持っていないので屋内に弱く、エリアを考えるとメイン回線には向きませんがサブ回線としてならとても優秀です。Rakuten Link(楽天版LINEみたいなアプリ)を使えば携帯電話や固定回線にも無料で電話もかけられるので、電話代を節約したい人にもおすすめ。Rakuten Linkの通話品質はお世辞にも良くはないので、通話品質を求めるなら別の手段を考えた方が良いですw

参考

楽天モバイルは1回線目は1GBまで0円で運用できますが、180日以上全く使っていないと利用停止・契約解除などの恐れがありますので・・・1GB以内で通信するとか、Rakuten Linkで発着信して通話するなどの延命処置を忘れずにしましょう。利用停止前には事前に通知があります。


povo 2.0のeSIM運用

KDDIグループのオンライン専用ブランドpovo 2.0もおすすめです。トッピングしなければ0円運用が可能なのでサブ回線にはおすすめ。ただし全くトッピング無しの状態だと通信速度が送受信最大128kbpsと超絶遅いので使い物にはなりません。阿部寛の公式サイトなら表示されますが、それ以外では遅すぎてストレスが溜まります。必要に応じて3GB990円/30日とか、旅行に行った時にその日だけ使い放題330円/24時間などトッピングをして使います。

また面白いサービスとして「#ギガ活」というのがあって、これを利用すればかなりの可能性が広がります。ローソンなど対象店舗で毎日500円以上au PAYで支払い続けて300MBのギガをもらい続ければ0円で高速通信費用を賄えるかも?

ギガ活とは?

povoは180日以上全く有料トッピングなしだと利用停止・契約解除などの恐れがあるので半年に一回は何らかの有料トッピングをして延命するのを忘れずに。利用停止前など事前にメールアドレスやSMSあてに通知が来ます。

まとめ

eSIMのメリット・デメリット、メイン回線は物理SIMが良い理由について、eSIMで運用するならオススメの通信会社についてお伝えしました。

参考

eSIMの仕組み自体はとても便利ですぐに開通するから便利なのですが、いったんトラブルになるとなかなか対処が面倒くさいので・・・メイン回線は物理SIMをお勧めします。

まぁ僕はメイン回線のUQ mobileもサブ回線の楽天モバイルも・・・両方ともeSIMなんですけど(汗)メイン回線を次に乗り換えるときは物理SIMにしようと思ってます。

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この記事を書いた人

MacとかiPhoneとかApple製品が好きですが、Windows、Android、Alexa、Google Nest Hubなどいろんなガジェットが好き。根っからのキャッシュレス派で、最近は資産運用(株式投資・投資信託)に力を入れてます。

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