AirPods Proを使用していると、よく耳にする不満点が二つあります。一つは、長時間使用すると耳が痒くなったり痛くなったりすること。もう一つは、長時間の使用中や運動中に汗をかくと、イヤホンが不意に落下してしまうのではないかという不安を感じるフィット感の問題です。これらの不満を解決したい方に、SpinFit(スピンフィット)SuperFineというサードパーティ製のイヤーピースをおすすめします。
メリットとデメリット

メリット
- ISO10993医療用シリコン素材を使用しており、肌への刺激が少ない
- 耳の痒みや痛みが軽減
- 耳への密着性が高く、遮音性が向上
- ノイキャンの性能がアップし落下の危険性が少なくなる
- 装着感が快適で長時間の使用も可能
- AirPods Proの第1世代、第2世代両方に対応
- 医療グレードのシリコーンゴムを使用し、皮膚アレルギーのリスクを最小限に抑制
- 生体適合性が高く、長時間の装着でも炎症や刺激を起こしにくい
- 耐久性と弾力性のバランスが良く、繰り返しの使用でも変形が少ない
- 防水性と耐熱性に優れており、汗や耳垢による劣化を防ぐ
- 適度な柔軟性があり、耳道の形状に合わせて自然にフィット
このような医療用シリコンは、通常の工業用シリコンと比べて純度が高く、より厳格な品質管理基準のもとで製造されています。そのため、耳に直接触れる製品として安全性が確保されています。
デメリット
- 純正イヤーピースと比べて価格が高め
- サイズが合わない場合、追加購入が必要
- 装着時に若干の手間がかかる。アダプターの取り付け・取り外しに注意が必要
- AirPods Proの本体にアダプターとイヤーピースを取り付けて使う必要があるので、装着に手間がかかる
おすすめの対象者
- 長時間AirPods Proを使用する方(医療用シリコンの快適な装着感が活かせる)
- 耳が敏感で純正イヤーピースで炎症を起こしやすい方(低刺激素材のため)
- 音漏れや遮音性を重視する方(密着性が高く、より良い遮音効果が期待できる)
- 純正イヤーピースでフィット感に不満がある方(アダプターで微調整可能)
- 耳の形状が特殊で、純正品では安定しない方(独自形状により安定性が向上)
一方で、純正品で特に不満がない方や、頻繁なイヤーピースの付け替えを面倒に感じる方には、あえて購入する必要性は低いかもしれません。
取り付けと取り外し

取り外しは純正のイヤーピースみたいにイヤーピースを一旦ひっくり返してイヤーピースとアダプターの根元を軽くつまみながら垂直に引っ張るか、根本をポッキーを折るみたいに軽く力を入れると外れます。最初は難しいかもしれないけど慣れたら簡単


一方で取り外しの時にイヤーピースとアダプターが外れてしまう場合も結構多い。AirPods Pro本体に残ってしまったアダプターを取り外すには、アダプターの溝に爪を引っ掛けて「アダプターとAirPods Proをポッキーを折るみたいに」軽く力を入れるとちゃんと外れますよ。
イヤーピースとアダプターが外れた場合に合体させるのはやや手間がかかる。外れてしまった場合はイヤーピースとアダプターの結合部分を垂直方向に力任せにグイグイねじ込むように押し当てると結合します。この辺も慣れで、慣れて仕舞えば簡単にイヤーピースとアダプターはくっつけられるので安心してください。
サイズ選択とイヤーピース交換
サイズ選択

例えば純正イヤーピースでSサイズを使用している場合、SpinFitのイヤーピースも基本的にSサイズから試すことをお勧めします。純正イヤーピースと同じサイズから試すということですね。ただし、以下の点に注意が必要です:
- SpinFitのイヤーピースは純正品と若干形状が異なるため、同じサイズでも装着感が異なる場合があります
- 密閉性を重視する場合は、一サイズ大きめを選択することも検討できます
最適なサイズは個人の耳の形状によって異なるため、実際に装着して確認することが理想的です
イヤーピースを交換する

先に紹介したSpinFit Superfine(イヤーピースとアダプターがワンセットになってるセット品)をまずは購入し、その後別のサイズに変更したいとか、イヤーピースが劣化したので交換したい時はCP1025のイヤーピースだけを購入することが可能です。

SpinFit CP1025はサイズの異なるイヤーピースが各1ペアずつ入ってます。SpinFit CP1025にはAirPods Proに装着するためのアダプターは同梱されてないので注意してください。あくまで、先に紹介したSpinFit Superfineの交換用イヤピースだと考えてください。AirPods Proの純正イヤーピースでSサイズを利用中で、SpinFit SuperfineにてSサイズを利用中の筆者の場合……SpinFit CP1025を購入するときはMサイズとSサイズのイヤーピースが入ってる「M/S」を購入するか、Sサイズとワンランク小さいSSサイズが入ってる「S/SS」を購入すると思います。
まとめ
AirPods Proの純正シリコンイヤーピースで耳が痒くなったり、耳からポロッとAirPods Proが落下してしまうんじゃないかという装着感の悩みがある人にはこのイヤーピースはオススメです。純正のシリコン製イヤーピースは常にサラサラしてるので落下のリスクがありますが、Spinfitのシリコンはちょっとねっとりしてる??というような感触で、耳に入れたAirPods Proを取り外すときに「耳の中に張り付いてるようなグリップ感」があります。これだけグリップ感が強ければ、耳から不意に落下することも減ると思いますよ。


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