耳かきのし過ぎで余計に耳がかゆくなる、ぶり返す耳のかゆみを治す薬を買ってみた

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みなさんは耳かきをどれくらいの頻度でやってますか?僕は耳の中が頻繁に痒くなるので、ほぼ毎日耳かきをしてました。耳かきを鼓膜のギリギリまで突っ込んで耳奥にあるでっかい耳垢が取れたときはすごい快感で癖になるんですよね。耳かきをあんまり耳の奥まで突っ込んではいけないことは知ってるんですが、どうしても探究心が抑えられなくて耳の奥まで耳垢を探しに行ってしまうんです。ほぼ毎日耳かきで耳の中をホジホジしてたので、血が出ることもしばしば。さすがに血が出たときは数日耳かきをお休みするんですが、すぐに耳の中が痒くなってしまうので・・・耳かきをしたい気持ちが抑えられず、すぐにまたかさぶたが取れて出血することもありました。

実は耳かきってそんなに頻繁にする必要はないって知ってましたか?この記事では耳かき中毒だった僕が耳用のかゆみ止め薬を購入して定期的に外耳部分につけるようになったら、ほとんど耳かきをすることがなくなった話をします。

目次

耳掃除はする必要がない?

耳掃除は必要か?
  • 学会では個人が定期的に耳掃除をする必要はないということになってる
  • 耳掃除のやりすぎで外耳炎や外耳道の損傷(血が出る)、外耳道がんになるリスクが増える
  • 耳垢は自然に排出され耳の入口まで出てくるのでそれを綿棒などで拭き取るぐらいで良い
  • 気になることがあれば耳鼻咽喉科に相談

耳掃除の頻度は?

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このアンケートによると約50%ぐらいの人が週に2〜3回耳掃除をしてる、約7割の人が週に1回以上は耳掃除をしてるという結果になってます。先に紹介したyahooの記事では耳掃除の頻度は人それぞれで決まりはないとありましたが、「耳掃除 頻度」でググって何件かの耳鼻咽喉科のHPを覗いてみましたが、月に1〜2回、2週間に1回ぐらいがオススメとしてるケースが多かったです。

そうなると7割の人が週に1回以上耳掃除をしてるのはやや多いかなという印象です。アンケート回答者の約半数が週に2~3回の耳掃除をしてるというのは・・・耳掃除の頻度としては多すぎるのかもしれませんね。

耳の中がかゆくて毎日のように耳かきしてしまう人向けお薬

かゆみって、蚊に刺されたとか、皮膚が乾燥してかゆいとか、アトピーとか・・・色々あると思うんですが、爪でかけばかくほど痒みがぶり返してきますよね。耳掃除も一緒で、毎日耳かきすればするほど耳の中が痒くて耳かきせずにはいられない状態になると思います。耳の中が痒くて毎日のように耳かきしちゃう人、耳かきのし過ぎで頻繁に血が出ちゃう人はぜひ耳鼻咽喉科で相談してみてください。

僕の母親もすぐに耳の中が痒くなって毎日のように耳掃除をしては血が出るまでほじくり回す人で、病院に行って相談したら耳の中に塗るかゆみ止めみたいな薬をもらって、耳が痒くて耳掃除がしたくなったらその薬を綿棒につけて外耳道の周辺に塗ったら痒みが止まってほとんど耳かきする必要がなくなったと言ってました。

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僕も母と同じように頻繁に耳が痒くなって毎日のように耳掃除をしては耳の中を傷つけてしまったりするので・・・似たような市販薬を購入してみました。耳用のムヒ、「ムヒER」というかゆみ止めです。ムヒと言えば蚊に刺されたときにかゆみを止めるために塗るお薬ってイメージがありますが、実際にはかゆみ・しっしん・皮膚炎・かぶれ・あせも・じんましん・虫刺され全般に効くお薬です。ムヒにも種類があって、しつこいかゆみや皮膚炎の治療のためにアンテドラッグ型抗炎症成分(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル=PVA)が配合されている上位モデルが有り、かゆみの元となる炎症をしっかり抑えます。ムヒERにもPVAが配合されているので、耳の中のしつこいかゆみや炎症をしっかり抑えてくれるようです。

ムヒER公式サイトより

虫刺され用のムヒアルファEXや、頭皮のかゆみや湿疹用のムヒHDなど・・・主成分がPVAなので、それらを綿棒に染み込ませて耳の中に塗っても大きな問題はなさそうですが、耳用のムヒERを別途買うメリットとしては

ムヒERのメリット
  • くるピタ容器で適量を綿棒に染み込ませやすい
  • 粘度の高い薬液なので、耳の奥に流れにくい
  • 耳の中の皮膚はデリケートなので
    • 痛みや刺激感の原因になるエタノールは配合されてない
    • かゆみを抑える清涼感成分l-メントールは通常のムヒより少なめに配合されてるのでスースーする感じの刺激感は少なめです

ムヒERを使ってみた感想

とりあえず耳の中がかゆいなぁ、無性に耳かきしたいなぁ・・・と思ったときにムヒERを使ってみました。くるピタ容器の特性上、綿棒突っ込めば適量の薬剤が染み込むので無駄につけすぎることもないのでそれが便利ですね。

塗った瞬間に「かゆみを抑える清涼感成分l-メントール」のおかげで耳の中がスースーして、その結果耳のかゆみは瞬時に治まる感じです。スースし過ぎて耳の中が痛いとかそんなことはありませんが、耳かきのし過ぎで血が出てしまった直後とか炎症がひどい場合は塗ると多少染みるかもしれません。

かゆみのもとになる耳の中の炎症はアンテドラッグ型抗炎症成分(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル=PVA)が治療してくれますので・・・とにかく耳が痒くて仕方がないってときにいつもだったら耳かきをするタイミングでムヒERを塗ります。

何回かムヒERを塗っていくと、だんだんと耳がかゆいなぁと感じる頻度が減っていき、その結果耳かきが無性にしたいなぁって思うことが自然に減っていきました。以前は毎日のように耳かきして頻繁に血が出るまでほじくっってたのですごい進歩です。ほぼ毎日耳かきしてても、耳垢が取れていたのでそれが癖になってたのもあります。

いまでは一週間に1回ぐらい試しに耳かきをしてみるんですが、全然耳垢が溜まってなくて、無理に耳かきする必要もない感じです。これなら二週間に1回の耳かきでも全然問題ないかも。以前だったら綿棒で耳掃除だと物足りなかったので絶対に耳かきで耳の奥までほじくり回していたのですが、今では綿棒で外耳の入り口周辺をぬぐうぐらいでも問題なく満足できるようになった気がします。

メディクイックEもオススメ

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ムヒERと同様に耳のかゆみや炎症の治療薬としてはメディクイックEもオススメです。ロート製薬がかゆみや湿疹などの肌トラブル向けの薬としてメディクイックシリーズを展開してますが、その耳専用薬がメディクイックEです。Eは多分EarのEでしょうね。

ムヒERもメディクイックEも主要な有効成分(PVAとl-メントール)は一緒なのでどっちを購入してもらっても問題ない、好みの問題だと思いますが・・・僕はムヒERのくるピタ容器が綿棒で使うときに使いやすそうだなと思ってムヒERを選びました。

ムヒER
メディクイックE
  • 有効成分が2種類(主要な有効成分はメディクイックと同じ)
  • 綿棒に染み込ませて使うために特化されたくるピタ容器が耳の中に塗るのに使いやすい
  • 有効成分が6種類
  • 容器が一般的なかゆみ止めとほぼ同じ形をしてるので、耳以外の頭皮や皮膚にも使いやすい

メディクイックEのほうが有効成分が6種類も入ってるので効果は高そうですが、ムヒERのほうが容器が耳専用薬向けとして特化してるので使いやすいです。ムヒERもメディクイックEも耳用のお薬ですが、耳以外の肌トラブルにも使えるので、耳以外の頭皮や皮膚にも使いたい人はメディクイックEがオススメです。

まとめ

冒頭に紹介したLINEのアンケートによると半数が週に2~3回耳掃除をしてるそうで・・・これは耳鼻咽喉科学会の「自分で定期的に耳掃除をする必要はない」という方針や、多くの耳鼻咽喉科医院のHPでも耳掃除の頻度は月に1~2回がベストと書かれていることからも・・・多すぎると言えるかもしれません。

頻繁に耳掃除をしすぎるとそのせいでひどいかゆみに悩まされ余計に耳かきを使ってしまったり、血が出るまで耳かきをしてしまう・・・そんな人は一度耳鼻咽喉科に相談したり、市販の耳専用治療薬を使ってみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

MacとかiPhoneとかApple製品が好きですが、Windows、Android、Alexa、Google Nest Hubなどいろんなガジェットが好き。根っからのキャッシュレス派で、最近は資産運用(株式投資・投資信託)に力を入れてます。

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